信州の旅

今回の旅のきっかけは、仕事でアトリオンに出かけた時の事。
帰り際に、館内の千秋美術館のホールに貼られていた一枚のポスター。

それは、群馬県高崎市で開かれている「合羽版 森義利の世界」展
森義利の版画は、「合羽版(かっぱばん)」と呼ばれる彩色技法。
主人の染色にも影響を与えた作家。
なかなか展覧会が開かれないし、作品も画廊などでしか見る事が
出来なかった。
それが、今回は、没後寄贈された肉筆画まで展示されると聞いて、
「父ちゃん。これが、最後かもしれない。』とせかし、
それでは、そこまで行くのなら、我が家の研修旅行にしようと
長野の蔵元、小布施の蔵、お菓子屋めぐり・・・・と企画。
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「森義利の世界」は、わざわざ、行っただけの価値はあった。
作品の数も多かったし、会場もゆっくりと鑑賞出来る配置。
ただ、あまり一般には馴染みの無い作家のせいか、鑑賞者は
うちらだけ・・・・もったいない。
(歌舞伎座や、外国人には有名かも)

長野は、善光寺門前の蔵元「西之門よしのや」が経営するレストランへ。
さすが、蔵元、食前酒が大吟醸で始まる。食中酒の地ビール。
デザートに甘酒。出てくる食材には、酒粕、信州味噌が使われている。
料理には、季節感が盛り込まれているし、なにより、温かいお料理には
器まで温めてある。(こういう気遣いは、されてないことが多いのよ)
さすが、善光寺のお膝元、おもてなしの心。
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夜間は警報が出るほどの大雨になったが、
翌朝は、晴れてくれた。梅雨の期間の旅なのに、
なんて、ついてる私たち。
ガタゴト、電車に揺られて、小布施まで。
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長野県小布施は、栗で有名な町。
さすが、栗の町です。この季節、栗の花が満開。
町に電車が近づくと、もう香りが充満。
そして、栗の花と競うように、各々の庭はオープンガーデンの真っ最中。
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観光バスのお客様が、あまり立ち寄らない老舗の小布施堂本店。
30年も前に、父ちゃんが食べた「なま くりは奈」
おみやげにしたかったけど、当時は、お店でしか食べられなかったらしい。
ことあるごとに、話していたが、なんと、今は、持ち帰り出来た。
 (帰宅にあわせて送ってもらい、その味に納得。)
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ここまで来たら、お昼は「栗おこわ」
お庭の緑も美しい「桜井甘精堂」にて。
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小布施を後に、いよいよ、40年ぶりの長野善光寺まいり。
「牛にひかれて善光寺まいり」ならぬ、「牛をつれて善光寺まいり」
父ちゃんと息子は、丑年。
古くからの信仰を集める古刹は、門前町のにぎわいも、また楽しい。

歴史ある建物を有効活用して、新しい魅力ある町並みを
形成し、にぎわっている町。
古くからの観光地、しかも、一流の観光地であればこそ。
秋田とくらべても、しょうがないが、つくづく、秋田の観光は
うすっぺらいなぁ。

東京にもどり、日本橋室町の新しい名所をめぐり。
今はやりの商品マーケティング。
どんどん地方のお店が進出してきて、なにやら、モダン(古いか)な
商品展開。
ちょっと話題のお店には、長蛇の列。
ああ、本当に、ここは景気が良いのね。

いろんな事を見ききして、考えさせられて
また、明日から、がんばろう。
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by hinano-sato | 2014-06-21 20:01 | 生活 | Comments(2)
Commented by ごんべー at 2014-06-29 08:47 x
カレンダーありがとうございました。
いい旅だったようですね。
こちらは結婚25周年で金沢へ行ってきました。
いつものモノまた送らせてもらいます。
Commented by at 2014-06-29 09:22 x
>ごんべーさまへ
 結婚25周年、おめでとうございます。 いつも、奥様孝行で、うらやましい。
うちは「銀婚式の時は、また、二人で新婚旅行の地に来ようね』と、かわいらしく言ったのに、『おれは、そんな事を言った覚えはない。お前が、勝手に思ってるだけだろう』とかわされた。
 今回の長野行きも、やっとこさ、ひっぱって行きました。
「いつものモノ」うれしいです。楽しみにしております。


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