秋田再発見の旅・十和田と康楽館その2

旅行会社の主催するバス旅行に参加することが
初めてなので、夕食の様子が、よくわからなかった。
頭の中は、昔の職場旅行の宴会を想像していたが・・
グループごと、お部屋ごとのテーブル配膳でした。
一人で参加のわたしは、一人用のテーブルにセッティング。
隣に、もう一組同じようなテーブルがあって
まるで、その人と、披露宴の高砂の席のよう・・・・
さすがに、そりゃ、あんまりだと思ったのか添乗員さんが
気をきかせて、向かい合うようにセッティングし直してくれた。
おむかいさんは、横手から一人で参加のご高齢の御婦人。

すると、どっかのおばちゃんがヒソヒソ・・・
『へぇ〜。こんな旅行に、一人で参加する人もいるのね。ヒソヒソ』
おい。おい。おばちゃん。聞こえてるよ!
一人で参加したら、みんな、訳ありかい? グビッ(←生ビールを飲む)

この夜は、十和田湖湖畔まつりで、湖面に花火が上がった。
大浴場の露天風呂は、貸し切り状態。やや熱めの湯舟に浸かりながら
湖に上がる花火見物。
これぞ、夏の贅沢。もう、命のジャブジャブおせんたく。
部屋に戻ると、窓の外に見えるは、湖面を照らす満月。
もう、何年に一度あるかないかの景色に、感動の夜は更けてゆきました。


明けて、翌日も朝から良いお天気。
やや早めの出発で、本日の目的地、小坂町に向かう。
小坂町は、鉱山のまち。鉱産で繁栄した面影が残る町並み。
代表する建物が「小坂鉱山事務所」ルネッサンス風の外観。
かつて、秋田市内にも。こういった建物があったようだが
新しもの好き秋田県民は、みんな、壊してしまった。
小坂の地に、こうして残されているのは、やはり、ここは
南部領の性格が濃いから?(←秋田再発見)
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さて、おばさまがた、お待ちかねの「康楽館観劇」
鳥めし弁当を持たされて、クーラーも効かない芝居小屋
赤や青のライトに照らされた、下町のなんちゃら役者さんの
お涙ちょうだい歌謡劇。
梅沢富美男ばりの流し目が客席にそそがれると
おばちゃんたちのボルテージは上がります↑
キャー!!ついでにご祝儀袋も、役者のふところへねじ込みます。
おお〜。テレビでは見た事あるけど、本当にやるのね。
外の暑さも忘れる熱狂ぶり。
いやはや、すごいぞ。おばちゃん。
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あとは、来た道帰るだけ。
帰りのトイレ休憩の道の駅は、来たとき以上の購買力。
『これは、え(自宅)さ。これは、向かいのえさ。それに、これは
だれとかさ・・・』
あっというまに、バスの網棚はおみやげの袋でいっぱい。
おばちゃんたちの感想。
『あんや。おもしぇがったなぁ。今度、どこさ行く?』
『ほれ、平泉とか毛越寺とか、行きでぇなぁ』
『JTBさん、まだ企画あったら、おしぇてけれな。行くから』

このおばちゃん達の行動力と購買力が、東北の経済復興に
一役かっているのです。
わたしも、あと何年もすれば・・・
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by hinano-sato | 2011-07-19 16:34 | 生活 | Comments(3)
Commented by あんだんて at 2011-07-20 11:26 x
>一人で参加したら、みんな、訳ありかい? グビッ(←生ビールを飲む)
あっはっは・・・ここで大爆笑!!

まぁ、確かにこういうおばちゃんが
経済復興に貢献してるとは思うけど

もうちょっと別のおばちゃんになりたいな、私は。
Commented by hinano-sato at 2011-07-20 19:54
そうそう、私もりっぱなおばちゃんだけどさ。
偶然、見知った、元学校の先生おばちゃんの、「飲んだ勢い、旅の恥はかき捨て行動」を見てしまった。やだねぇ。
いまさらながら、すっかり、大人の社会(?)勉強してきたよ。
Commented by rera-m at 2011-07-22 10:12 x
人のふり見て・・・だね。

いやぁ~人間観察・・・いいやぁおばさん観察バッチリ!
「おばさん力」ってあるんだね。

歴史ある建物って威風堂々っていうか、いいもんですねぇ~。


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